【中学受験】小5秋、歴史の学習を乗り切る方法―親の心構え編

中学受験小5秋の社会は、歴史の学習です。

難易度が上がる算数、理科とともに、「中学受験の山場」を構成する一角となっています。

うちの息子はそもそも国語の漢字&語彙力がダメで、長い問題文とかもダメなので、ハードル高いです。正直つらいです。

同じことを前回の組分けテスト後にも書いてました

これをどうやって乗り切っていくか

まずは、親としての心構え、というかメンタルを保つために色々考えてみたいと思います。

なぜ、この時期に歴史をやるのか

それは、この時期しかやるタイミングがないから

地理より先に歴史をやるわけにいかない。地理で扱うのは、具体的な事象。歴史には、抽象的な概念がいっぱい。政治、税制、貿易、宗教、文化。

さらに6年前期では、公民・政経をやります。もっと概念的になるし、前提になる歴史を知らなきゃいけないところもある。

6年の後期は入試演習に当てるから、歴史は地理の後、公民の前に入れておくしかないわけですね。

うん、仕方ない。

大学の学び、市民としての教養につながってると思う

歴史の学習って、上にも書いたとおり、いろんな抽象的な概念の入り口になっているんだと思います。

例えば、高校で世界史やると外交・宗教・文化に強くなって、日本史やると国政・法律・税制に強くなる。多分。行政とかやりたい人は、高校では日本史選択しといたほうがいいと思ってました。

というように、歴史の学習って意外と、大学の専攻とか、そうじゃなくても一般教養科目とかの学びにつながってると思うんです。大学じゃないとしても、市民としての一般教養の土台になってるんじゃないかと。文系科目だけじゃなくて、産業もやるし。理系にも役に立つ!

小5の今、その一歩を踏み出しているんだ、という。どうかな。熱くないですか。

中1になって「より深く学んでるんで」とドヤ顔するためでもある

今、息子は塾で鎌倉~江戸初期をやってるんですけど、たまたま娘も中学で鎌倉時代をやっていたみたいです。

源頼朝が詠んだ和歌か何かを引用して、弟に頼朝の心情とか義経の何がまずかったのかとかを説明して、「私はより深く学んでるんで~」とドヤ顔してました。中1娘。

待って。そのセリフ聞いて私が内心ドヤ顔してるけど?

中学受験で娘が勉強している歴史の内容を見て、公立中学出身の私は「これ、公立中学で習う日本史の全範囲じゃん(ゾッ)」と思っていました。

そうか、中学でより深く学ぶためだったんだな~。って、頭では分かっていたことだけど、実感できてよかったです。

ところで「吉野」って覚えなきゃだめ?

私はいつも、息子の学習机の後ろで仕事をしていて質問を受け付けたりしています。

息子が集中できないから

四谷大塚の予習シリーズ下巻の第7回、室町時代をやっていた息子。「ねえ、吉野って覚えなきゃだめ?」と聞いてきました。

建武の新政で後醍醐天皇が朝廷を建てた場所が、奈良県の吉野ですね。

キュピーーーン

と、鳴りましたよ。脳内であの音が。

そして私は

「そうだよ! ゴダイゴっていうバンドの名前はさ、リーダーが吉野っていう苗字だからさ。吉野朝廷を建てた後醍醐天皇から取ったんだよおおお

と叫びました。

実は、娘のときにも同じやり取りをしました。

このトリビア、一生のうちあと何回披露できるんだろうか。

やっぱりゴダイゴ(Godiego)の代表作は銀河鉄道999なんだろうか

ちなみに私もゴダイゴは世代じゃないですよ。カタカナ芸名の大家、タケカワユキヒデがボーカルやっているバンドっていうくらいしか知識がないです。でもあるとき、ゴダイゴっていうバンド名の由来を調べたんですよね、なぜか。

ゴダイゴ(Wikipedia)

こんな感じで歴史に関するトリビアの引き出しをつくっておいて、子どもに披露できたら「やったあ!!」って思う。そんな風に歴史の学習を(親が)楽しんでみてもいいのかなって。思います。

だって、まともに子どもの様子見てたらつらすぎるから。

次回、実践編に続きます(多分)。

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