【中学受験】早稲アカの夏フェス復活!予約殺到でサーバー落ちしても【志望校選び】

先週の土曜日に、2020年、2021年と休止していた早稲アカの「夏フェス」を今年は開催するというお知らせがアップされました。

予約開始日は週明けの月曜日。

告知から予約開始まで3日足らずという、なんというかアレですが、学校説明会の予約に四苦八苦していたところなので、とにかく嬉しい。

さっそく予約に挑みました。

早稲アカの「夏フェス」とは

フェスですから。ワクワクもんの企画ですよ。

目玉は「首都圏有名中学見学会」。数えてみたら、共学校15、男子校11、女子校16という構成でした。学校現地に行って、学校主催の説明会と変わらない内容の説明会に参加することができます。多くの学校が校内の見学も一緒にやってくれます。

NN冠校と、それに準ずるトップ校が含まれませんが… こんなところでしょう。

昨年、サピックスはコロナ禍でも塾主催の学校説明会をやっているみたいだな~、と横目で見ていました。まあ比べても仕方ないですが、サピックスには各校の説明会をまとめたHPもあったりして、学校情報の発信に積極的な気がします。

こういうの。かなり役に立ちます

さぴあ 2021年度SAPIX主催 学校説明会レポート

そういえば、四谷大塚学校情報に加えて過去問データベースもあるしなあ…

四谷大塚ドットコム 中学入試過去問データベース

もともと早稲アカは、学校情報の提供という点では弱い、というか、対面の口コミ重視の戦略なのかもしれません。個別面談でくわしい先生に聞く、というかたち。くわしい先生は多くはないんですけど。

早稲アカの先生活用方法

それでもフェスやってくれるんだから、ありがたい!祭りだ!!

夏フェス予約のコツ!(と早稲アカの悪口)

予約開始の当日、開始時間である10時に向けて、夫と私、それぞれにスタンバイしました。(2人とも自宅勤務)

夏フェスや受験報告会といった早稲アカのイベントは、ユーザーIDでのログインなしで毎回情報をベタ打ちして申し込む形式なので、1人の塾生につき、2人でも3人でも同時に申し込むことができるのです。

早稲アカのデジタル化とは

私は若いときにIT業界にいたので、こういうときの入力内容が裏でどう使われるのか、常に仕組みを想像しています。

早稲アカは、少なくとも塾の運営系と広報イベント系で、情報連携してません連携する気がありません

今回、夏フェスの案内に「1家庭1人の申し込みでお願いします」といった注意書きがあったのですが、これを「申し込みは1人1校までということでは?」と受け取った人がいました。実際には、1校につき、1家庭で1人来校できるということでしたが、ここで私が言いたいのは、早稲アカに限っては「そんな心配、する必要ない」ということです。

誰が何校申し込んでいるかなど、早稲アカが把握できるはずがない塾生のIDすら入力させないんだから。

このデータの時代に。

生徒の属性と、成績動向、志望動向、入試動向、結果を結び付けて、蓄積してビッグデータとして持っていれば、すごいお宝情報になりそうなのに。ただでさえ、組分けテストで塾生の成績データは四谷大塚に献上してしまっているというのに。

ただし早稲アカは、Zoomをいつでも選べる「DUAL受講」、自宅受験テストを提出・採点できるアプリ「早稲アカEast」、NNの本番そっくりテストの結果が即日で見られる「Web成績帳票」など、しっかりIT投資もしているんです。IT投資を塾生の合格のために全振りしている、といってもいい。そこはすごい。すがすがしい。

でももうちょっと、企業の戦略として、データ活用を考えたほうがいいと思います。保護者会、主催している学校説明会、NN説明会、毎回毎回、紙でアンケート書かせて回収して、それどうするんだよ!?

ああ、すぐにでも早稲アカのCIOに着任したい…

とにかく、複数人で同時申し込み。これが早稲アカ夏フェス申し込みのコツです。

スタート時の罠:3年前のサイトの再利用

10時。予約が始まりましたっ!

しかし。

「あれ? 更新されないよ~」と夫の声。

もともと「夏フェス予約サイト」のリンク先にあったのは、2019年の夏フェスサイトでした。

予約が開始になったらこのサイトの「2019」が「2022」に更新されるのだろう… まあいい、デザイン料も何もかけずに、情報だけ更新するがいいさ… と、そう思っていました。

そこに落とし穴があったのです。

「2019」のままで予約開始!

10時になってF5をかけても、サイトの「2019」が「2022」に変わりません。私も「あれ?」となってしまいました。

このとき、即座に目当ての学校説明会のリンクに飛べば、日付が今年のものになっていることがわかったはずなのです。

なのに、この「あれ?」の時間の分、出遅れてしまったわけです。

確認ボタンを押しても次の画面に進まない

タイトルは2019だけど、2022の情報になってる!

そう絶叫して、目当ての学校の申し込みを開始しました。生徒の氏名、親の氏名、住所、通っている校舎… 入力して、確認ボタンを押しました。

画面が、切り替わらない…

予約開始20分でサーバーダウン…

PCで確認ボタンを押して、画面が切り替わるのを待っているあいだに、タブレットでもう1校の情報を入力しました。そして確認ボタン。

さらに待っている間に、スマホでもう1校の情報を入力しました。そして確認ボタン。

そうこうしているうちに夫から「担当の1校が予約できた!」という報告が入りました。サイトは動いている。予約はできる。

地道に確認ボタンを連打していくと、やがて1デバイスで画面が切り替わって、申し込みボタンが出てきました。だけど、申し込みボタンを押したところでまたフリーズ

やがて、確認ボタンで固まっていた画面は「ただいま大変混みあっています」という告知の画面に切り替わりました。

うーん、でも諦めずにもう1回入力してみるか。と何回か繰り返すうちに。

画面から日本語が消えました。完全なエラー画面。サーバー落ちしてしまったのです。

諦めずにアクセスしてたら、1時間後に予約できた

早稲アカのお知らせにも「夏フェスは現在お申込みいただけません」的な告知が出てしまいました。

でも私はちょっと望みを持っていました。サーバーが落ちてから数分後に、申し込みボタンを押してフリーズしてしまった学校の申し込み確認メールが来たのです。

データが引っかかってる分なら、この後動いたときに申し込みできるかもしれない、と思い、ちょいちょい様子を見ていました。そして約1時間後、サイトがひっそり復活しており、ひっそりと2校追加で申し込むことができたのです。やったね。

秋フェスで合同説明会もあるかも

3年前、娘が小4のときには夏フェスの他に秋フェスがあり、そこで女子校5校合同説明会などが開催されていました。

この記事に内容を少し書いています

ウチは今回の夏フェスで、本気で考えている4校に申し込むことができました。

でも説明会に行って、また迷いが出るかも… そもそも秋に息子の偏差値がどうなっているのかも分からない。秋には秋で、まだ志望校選びが盛り上がりそうな気がします。

でも、つらい秋冬のことは頭をかすめる程度でも嫌…

今は夏フェスだ~!!!

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