【中学受験】全ての受験生は「一片の悔いなし」と言うべき【後悔役に立たず】

1月が終わろうとしています。寒波が来ていて、すごい寒さです。

今年は受験学年じゃない…♪ と、気楽に過ごそうと思っていても、昨年の娘のことを思い出し、来年の息子のことを考えると、キュッとくる。そんな毎日を送っています。

そんな中、ネットでこんな記事を見つけました。

「偏差値60以上」の中学校に通う子どもの親に聞いた…中学受験での後悔「遊ばせすぎ?」「勉強させすぎ?」

えっ、やめて。

そこ、つっついてくるの?

「中学受験に後悔がある親、わりといる」という記事

イノベーションシステム株式会社が運営する「ひまわり教育研究センター」というところが、「お子さんの中学受験を振り返って、やらなければよかったと後悔していることについてのアンケート」っていう調査を2022年8月に実施した、という記事です。特に分析はなくて、アンケート結果をまとめて載せています。

アンケート対象が、男性81人、女性69人の保護者… って少なくないか?

この150人に「中学受験を振り返って、やらなければよかったと後悔していることがありますか」と聞いたところ「後悔していることがある」と回答したのは101人(67.3%)だったということです。

うん。その聞き方なら、そう答える人多いよね。

そして、その結果…

前の質問で、「後悔していることがある」と回答した101人に「後悔していることを3つまで選んでください」という質問をしたところ、「成績のことで叱ったこと」(27.7%)、「遊びをさせすぎたこと」(24.8%)、「勉強をさせすぎたこと」(19.8%)、「低学年のうちにもっと勉強をさせておけばよかったこと」(19.8%)などが上位に挙がったといいます。

「偏差値60以上」の中学校に通う子どもの親に聞いた…中学受験での後悔「遊ばせすぎ?」「勉強させすぎ?」/まいどなニュース

うん。そういうの、誰でも思うよね。成績のことで子どもを叱っても成績が上がるわけじゃないしね。

自分がアンケートに答えるとしたら

この記事を読みながら、もし自分がこのアンケートを受けることになったら「後悔していることはありません」って答えよう、と思いました。

こんなフワッとしたアンケートで、「やっぱり、中学受験で後悔してる親が多いんだな~」なんて誤認を誘うような記事の材料になりたくないもんね。

このブログを読んでくださっている方はお気づきのとおり、私は色々グダグダ考えるタイプの人間です。その特性を生かしてライターをやっているんだと思います。

本当のところはこんなにグダグダ考えてる

でも、自分で書いたり話したりするならともかく。当事者でもない人に「やっぱり後悔あるんだそうです~」って拡散されるのは、嫌です。色々考えて選びとって、実行した結果なんだから。

しかも「後悔してる」っていうことだけ示しても、何の役にも立たない。上の記事を読んでつくづく思いました。

「みんなそれぞれ、思うところあるんだな~」くらいのことしか分からないじゃん!

ラオウ的なウチの娘

ちなみにウチの娘は、去年中学受験でNN(なにがなんでも)でがんばった第1志望校が不合格で終わりました。第1志望校以外合格で「逆がよかった…」とポツンともらしましたが、弱気な発言はそれだけでした。

さすがに直後は闇落ちしたかと思いましたが

娘は受験勉強もよくサボってたし、親としては「後悔してるところ本当にないの?」と言いたくなるのですが、本人は「我が中学受験生活に一片の悔いなし」っていうことみたいです。

ラオウかお前は。っていう。

北斗の拳は読んでいなくとも、ジャンプに引き継がれた精神を娘もしっかり取り込んでいるのかもしれません。

というのは冗談で、娘は「言ってもしかたないことは言わない」っていうスタンスなんですね。闇落ち期間にも、受験を振り返ってどうこう言うことはありませんでした。繰り返しになるけど、後悔って役に立たないから。

失敗という人生はない

私が小さいころ、家の本棚に「失敗という人生はない」という本があり、その背表紙をたまに思い出すんですよね。その後、曽野綾子の本だということは分かったのですが、読んでないから中身については何も言えない。

で、このタイトル、「本当にそうだな」と思うのです。

言い切ることって大切

どうでしょう、これが「失敗という人生はないといえなくもない」とかだったら。

言い切ることの大切さをこの本は教えてくれていると思います。読んでない人にも。

全ての人は「後悔していない」と言い切ることができる

「後悔していること」っていうのは過去を分析した結果であって、「後悔している」っていうのはいっときの状態です。大きな後悔を抱えることはあっても、その先に人生が続く限り、状態はどんどん変わっていくわけで。後悔し続けるなんてあり得ないです。

しかも、あの入試当日を乗り越えたんだから、すべての受験生は「一片の悔いなし」と言い切っていいと思います。いや、言い切るべきだと思います。中学受験に限らず。

ちょっと後悔することが多くて、言い切れそうもない… っていう人は、拳を突き上げてみたらいいんじゃないかな。私もそうします。

ちょっと何言ってるか分からない、という方は「ラオウ 昇天」で検索してみてください。

2月が来る… !

来週が終わったら、息子はいよいよ受験学年になります。(というか早稲アカではもう6年の授業始まってる)

今週末の組分けテストが終わったら、塾は休みに入ります。

来週一週間、いや2月中ずっと、今年の全ての受験生たちをリスペクトしつつ、健闘を祈りながら過ごしたいと思います。

がんばれ!!

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