【中学生活】ラジオ基礎英語の衝撃―主人公が〇〇〇だった話

英語学習の初歩といえば、NHKラジオ講座の基礎英語ですね。

娘の中学校でも、英語の先生から「『中学生の基礎英語1』を聴くように」と言われています。

しかし。

中学受験終了後、闇落ちしている娘には、毎日15分間ラジオを聴かせることも至難の業なのです。

今は我が家の中学受験そのものに原因があると思ってる

反抗期の子供にラジオ基礎英語を聴かせるという無理ゲー

ラジオ基礎英語聴こうね」

は?なんで??

「説明会で英語の先生が聴くように言ってたよ。定期テストの範囲にも含まれるんでしょ?」

ああ、まあ

「じゃ、聴こう」

は?今??なんで??

と、こんな感じです。

学校では真面目にやってて課題も出しているようですが、+αのことをやらせるとなると(いや必修なんだけど)、ナイフみたいに尖ってどうにもなりません

4月半ばから、テキスト無しで飛び飛びで聴く

朝は起こして送り出すのでやっと、帰ったら娘は疲れ切ってるし、スマホばっかりやってるし… で、4月がどんどん過ぎていきました。

しかし、4月半ばに保護者会があり、そこで改めて英語の先生から「基礎英語の取り扱いについて」を説明され、ついにウチでもバトルを再開することにしたのでした。

『中学生の基礎英語1』は、朝6時、夕方6時45分、夜9時と3回放送しているのですが、定時に聴かせるのは無理でした。無理

そこで、放送後1週間いつでも聴けるNHK語学講座アプリを使うことにしたのですが、「いつでも聴ける」と思ってるから、聴いたり聴かなかったり。

しかもテキスト。保護者会の後に「そういえば」と思い出して手配に動きましたが、4月号はAmazonでは品切れになっていて、楽天で頼んだものの届いたのはゴールデンウィークに入る頃でした。

今思えば、本屋の店頭なら売ってたのかもしれない…。本屋さんは欲しい本があったりなかったりなので、基本的に本はAmazonなんですよ…

とにかくそんなわけで、4月は数回、しかもテキストなしでポツポツとしか聴いていませんでした。

ゴールデンウィーク明けから、ついに定期聴取開始…!

しかし、ゴールデンウィーク中にまた気合を入れて話し合いをして、「夕飯前に必ず基礎英語を聴く」と約束を取り付けることができました!(ついでにスマホの制限もちょっと厳しくできた)

そして、ゴールデンウィーク明け。

ゴールデンウィーク中は放送がお休み(4月分の再放送)だったため、アプリでは4月の最終週からスタートです。

4月に私も一緒に数回聞いたところでは、今年度の『中学生の基礎英語1』の主な登場人物ココエイミー。ココは日本人で留学生なんだろうと思ってました。そしてココは泳ぐのが得意なことは分かっていました。

娘がテキストを取り出して聞き始めたとき、衝撃の事実が発覚したのでした。

衝撃の事実、主人公ココは〇〇〇だった

「ココ、河童だった…」

ココは「川原 湖子」という名前でした。

テキストのイラスト見たら、女の子の頭にが乗ってました。日本からミネソタまで泳いで引っ越してきたらしい。

Lesson2のタイトルは「カッパなの」。Lesson8は「お母さんもカッパなの?」。

エミリーと学校に行って、他の同級生に会ったときも「You’re a Kappa…?」とかいうセンテンスが。(実際はカッパのハーフでお母さんは人間)

そういえば…4月にテキスト無しで聴いてたとき、「(学校に)泳いで行くの?」「ううん、歩いていくわ、人間の学校にね」とかいう会話がありました。 変なジョーク飛ばすなと思ってたけど、マジな会話だったのでした。

1カ月遅れの「仕掛け」発動。でも、娘の心を掴んだ基礎英語

久々に驚きを娘と共有して、心通わせることができました。

こういうの、いつぶりだろう… ディズニーシーではこんなこともあったかなあ…

TDRに匹敵する「仕掛け」で惹きつけてくれた基礎英語に感謝です。

そして、今は勉強全般に完全に心閉ざしている娘ですが、どんなところからでもいいので少しずつ興味を持つようになってくれたらと思います。

これからも基礎英語、面白展開、頼む!!(他力本願)

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