【中学受験】小3長男の偏差値推移:先取りで始めた塾通いの成果は…②

いよいよ2月。東京は中学受験の本番シーズンに突入です。我が家には新小6の長女と新小4の長男がおり、他人事とは思えません。

この受難の年度の受験生の皆さんが無事に力を出しきれること、お祈りします。

というわけで、前回の記事の続きです。

前回は早めに塾に入れるメリットを述べました。今回は、その結果どうだったかという発表です。小3の夏に入塾から新小4組分けテストまで、全テストの点数と偏差値をまとめました(数値はざっくりです)。

偏差値40台からの出発

中学受験にありがちすぎるフレーズですね。大学受験ならすごいかもしれません。しかし、中学受験では偏差値40からのスタートはごくごく普通です。

うちの長男も普通でした。どのくらい普通かというと、塾の面談で「普通のお子さん」と3度も言われるほど。そんなに連発しなくても(泣

7月の小3マンスリーテスト結果

早稲アカに入塾して初めてのマンスリーテスト。ざっくりした得点と偏差値です。

算国100点、理社50点満点

国語:50点(偏差値:46)

算数:45点(偏差値:45)

理科:30点(偏差値:49)

社会:20点(偏差値:40)

4・5科:145点(偏差値:44)

全体的に、平均点に届かず。入りたての塾生として、見れば見るほど普通の結果です。

8月、夏期講習後のサマーチャレンジテスト

入塾してすぐ、夏期講習になりました。小3の夏期講習はほんの数日間です。内容は前期の振り返りでした。

そして8月の終わりに受けたサマーチャレンジテスト。こちらは外部生も受けられるテストで、2科目です。

100点満点

国語:50点(偏差値:53)

算数:42点(偏差値:42)

2科:92点(偏差値:47)

このときは、算数より国語のほうが成績がいいのが意外でした。(意外というほどいい成績でもないけど)

長男は「読む力が弱すぎる」と入塾後の面談で言われていたので。「物語を中心に読書させてください」というアドバイスどおり、寝る前に音読させたのがよかったのかもしれません。

まさかの上位クラス入り

塾に通い始めて3ヶ月。内容は、基本的に先取り学習で、4年生でやる単元のエッセンスを4〜6ページくらいにギュッとまとめた感じです。

10月の小3マンスリーテスト

算国100点、理社50点満点

国語:70点(偏差値:52)

算数:50点(偏差値:49)

理科:45点(偏差値:56)

社会:15点(偏差値:34)

4科:180点(偏差値:48)

理社は5点配点のテストで、理科は1問間違い。「すごい!さすが理科好き!!」と褒め称えました。満点の子も周囲にわんさかいたんですけどね…

さらに。

この頃、それまで1クラスだった小3ジュニアコースを2つに分けるということが発表されました。

上位クラスの基準は、たしか偏差値50以上だったと思います。10月のテストで2科ならギリ50だった長男、まさかの上位クラス入り!

11月の小3マンスリーテスト

小3ジュニアコースで最後のテストでした。社会をどうにかしないと、と思って勉強させてみた結果。

国語:57点(偏差値:45)

算数:55点(偏差値:50)

理科:25点(偏差値:42)

社会:35点(偏差値:51)

4科:172点(偏差値:47)

2科でも上位クラスの基準に達してない。しかし、今回が最後のテストのため、クラス落ちはありません。(早稲アカは2回連続で基準に達しないとクラス落ち)

この回は算数で平均点が取れたことを褒めました。中学受験では算数が一番重要だということを、長女でイヤというほど分かったので、長男も算数に重点を置いていくことになっています。

新小4の組分けテストで最上位クラスへ

わずか4日間の冬期講習が終わり、年明け。任意のテスト、必修のテストと2つのテストを受験しました。

小3冬期学力診断テスト

このテストは、早稲田アカデミーの特待生認定テストでもあります。30位以内がA特待で1年間、100位以内がB特待で半年間、授業料が無料になります。(授業料だけ。他に年会費、教材費、テスト費、季節講習費がかかる)

新4年生入塾の子がほぼ全員受けるこのテスト。息子の立ち位置はどうでしょうか。

算国100点満点

国語:55点(偏差値:55)

算数:45点(偏差値:51)

2科:100点(偏差値:54)

内容は、小3ジュニアコースで先取り学習したものがほとんどなんですが… 特待には30点足りませんでした;(遠っ)。

長女はこのテストは受けなかったのですが、小3秋の全国統一テストで「半年間授業料無料」という連絡を受けました。つまり、B特待相当の学力だったということかなと(優柔不断で入塾せず、活かせなかったけど)。

そんな感じで新4年では、先取りしてなくても学校である程度できる子ならポーンと上位に入ってB特待とかとるんですよね。

長男、先取りしてるのにこのまま「真ん中くらい」に甘んじるのか?!

新小4組分けテスト

長女は4年で遅れてスタートして、半年後に最上位クラスに上がりました。その後は「クラス落ちしたら受験終了」という掟のもと、クラスをキープしてきました。

長男にも「最上位クラスを目指そうね」と声をかけていましたが、正直、期待は半分くらいでした。

国語150点、算数200点満点

国語:125点(偏差値:58)

算数:132点(偏差値:55)

2科:257点(偏差値:57)

このテストは四谷大塚主催のテストです。小4から早稲アカ生が受けるテストは基本、四谷大塚作成のものになります。このテストの正式名称は「YT組分けテスト」。YTのYは四谷大塚のY。でも内容は早稲アカのジュニアコースの先取り学習で対応できるものでした。というか、ジュニアコースがこのテストに対応できるように作られてるんですね。

このテストで点数高い順からS、C、A、Bコースと組分けされます。そしてS、Cコースの子が早稲アカのSSクラスという最上位クラスになります(人数が満たない場合は下位クラスと合同になることも)。

長男、Cコースに滑り込みました! 偏差値56以上でCコースだったかな。ギリギリ。小3から入塾して、先取り学習した甲斐があったということでしょう。

長男はこの結果を聞いて「ドヤ顔できるじゃん」と言っていました。そのドヤ顔に半年分の金と時間が余計にかかってるからね。好きなだけドヤ顔しなさい。

普通の子でも半年早く入塾すれば、新4年生を最上位クラスでスタートできる。という事例として、何かのお役に立てれば幸いです。

今後も受験情報をまとめていきますので、よろしくお願いします。

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