【中学受験】偏差値60台と50台で小6夏期講習の内容はどう変わるか

息子の夏期講習が始まって、1週間たちました。

いや大変です。

私は、これまで5年間、中2娘と小6息子の中学受験に付き合ってきて、身に沁みて分かりました。

子供1人1人違うんだから、分かった気になってちゃだめだ…!ということを。

なのに、また忘れていたのです。

夏期講習だって、娘のときとは全く違うんだった。

分かった気になって書いた記事

【中学受験】やるか、やらぬか…早稲アカの夏休み400時間学習│まわらないドットコム (mawaranai.com)

早稲アカでいうと娘はSSクラス、息子はSBクラス四谷偏差値では64と54って感じ。

トップ層の娘とボリュームゾーンの息子

【中学受験】普通の子に受験させる意味とは?親の罪悪感との向き合い方│まわらないドットコム (mawaranai.com)

今まさに実感している、上位層とボリュームゾーンの夏休みの過ごし方の違いについてまとめてみたいと思います。

ボリュームゾーン男子の夏期講習

早稲アカの小6の夏期講習では、毎回、かなり重たい知識系の確認テストがあります。

例えば社会は「山地・山脈・山」「川・湖・平野」みたいにまとめられて、1回のテストに50項目以上詰め込まれていたりします。後半は、歴史事項や公民分野も確認テストで網羅していきます。

あと準備はいらないけど、算数も単元ごとの確認テストがあって、直しは必須です。

追加オプションがでかい

7月初めの保護者会での説明によると、夏期講習中の宿題の目安は、算数は120分、国理社はそれぞれ60分ということでした。

しかし、確認テストの準備と直しの時間は別途追加オプション(必須)だったわけです。

家で予習していって、塾で確認テストの合格点に達しなければ再テスト。合格後も、間違えた問題の解き直し&書き取りが宿題に。

確認テストのできが悪い子ほど、追加オプションが大きくなるわけです。

塾の授業時間が7時間だとして、その後1時間居残りして、家で宿題して、翌日早朝起きてテスト準備して… 余裕で1日10時間以上学習しています。

400時間も普通にいきそう

1日10時間学習を40日間続ける400時間学習って、そんなにムリなことじゃないかも…? と思えてきました。

というより、これをちゃんとやらないと、夏が終わるころにはボリュームゾーンからもこぼれ落ちてしまう気がする。

上位層国語女子は、ひたすら上位校の算数

一方、娘のときの夏期講習は。

塾から帰ってきた後の学習時間は2時間足らず、朝も起きれずで、どうやっても1日10時間はムリでした。塾からは「400時間は絶対!」って言われてたから、親は焦るやら、嘆くやらで。

でも、今思えば。

娘は、家での2時間足らずの学習時間のほとんどを「上位校の算数」に費やしていました。めっちゃ頭使ってがんばってたんだなと。

上位校の算数=難関校対策

【中学受験】6年5月の組分けテスト結果【志望校、再考】│まわらないドットコム (mawaranai.com)

息子が今やってる、4科まの知識問題とか暗記とは、あきらかに質が違っていたと思うのです。

国理社は片手間でやる

娘は、知識系の確認テストの準備や直しは、少なくとも家ではやっていませんでした。そして、毎回ちゃんと合格点を取ってました。というか、100点じゃないと怒られてました。

家での学習時間はほぼ算数に全振りして、国理社は宿題も確認テストの準備も、休み時間とか移動のすきま時間でこなしていたんだと思います。ある程度頭に入ってるから、短時間ですんだんですね。

国理社をもっとできていたら、という気持ちもあるけど

【中学受験】国語女子小6、算数偏重で勉強してきた結果【偏差値推移】│まわらないドットコム (mawaranai.com)

朝家出てから帰るまで集中し続けてたとしたら、そりゃ疲れるよね。400時間に足りない、とか文句言ってる場合じゃなかったかなと今反省しています。

最上位層は400時間も余裕でこなす

それでも。

上位層の上のほう、つまり最上位層には「算数の宿題全部終わったけど、違うやり方でもう1回解いてみよ~♪」「社会は100点以外、取らない!」などと、楽しく長時間、集中して学習しまくる子たちがいるわけです。

その最上位層に食らいつかなければ、最難関校の合格は引き寄せられないわけで。

やっぱり娘は、ボーダーラインにいるべくしていたんだよな、と思います。娘だってがんばっていたこと、今はすごくよく分かるけれども。

休息日の有無

前回書きましたが、息子連続40日間なんてとてももたないので、適当に息抜きさせます。すでに、昨日は早稲アカの休校日でしたが、午前中プールに行って午後はゴロゴロしていました。

一方、娘は40日間、本気で休みなしでした。というか、6年になってから、半日以上遊ぶことは一度もなかったと思います。

娘はかわいそうだけど、これも上位層とボリュームゾーンの違い。上位層の受験はスポ根なんだ!

小6夏の偏差値アップは可能なのか

というわけで。

上位層は、ボリュームゾーンより、学習の質も量も上回っている。この当たり前の事実orz。

よく、中学受験の偏差値アップは「マラソンで順位を上げること」に例えられます。偏差値は全体の中の立ち位置なわけなので、周りと同じ速度で走っている限りは上がりません。

しかも、上位層は中間層より足が速いし、スタミナもあるよ、ってこと。

上のクラスの子を追い抜くなんて、ムリなんじゃないかな… と、思えてきます。

それでもボーダー周辺の立ち位置はひっくり返る

娘のとき、校舎でSSクラスの子が合格しなかった難関校に、SBクラスの子が合格した例をいくつか見ました。

SSクラスの下限は偏差値56。

9月以降は機械的なクラスのアップ・ダウンはなくなると聞いていますが、実質的な成績は、SSクラス下位とSBクラス上位でかなり入れ替わるんじゃないかと思います。

SSの子でも、算数が苦手で難しい問題は免除されていたり、国語の読解がダメなのに最難関向けの過去問やってチンプンカンプンだったりします。つまり、最上位クラスといえど全員が全教科ピカピカに磨き上げられるわけではなく、むしろ弊害が出るケースもある、と。

SBクラスも、穴を埋めたら理社がバーンと上がったり、全然ダメだった国語がちょっとダメくらいになったり、算数の解法をおさらいして基本問題を落とさなくなったり。

…ここまでは、全部息子にそうなってほしいやつですが。

あとSBクラスでも、秋以降には上位校の算数をやるようになるので、算数の難問が合うタイプの子はここでも伸びるんじゃないかと思います。(息子もそうあれ)

娘の夏休み以降の偏差値は

ちなみに、振り返ってみたら、娘は夏休み明けは派手に偏差値が落ちてました。その後は上がってましたが、9月のひどい結果のせいで持ち偏差値も下がってました。

【中学受験】最後の合不合判定テスト!「持ち偏差値」判明?【四谷大塚】│まわらないドットコム (mawaranai.com)

やっぱり、全員が全速力で駆け抜ける夏休み明けに立ち位置を上げるのは難しいか…?

いや、諦めたら試合終了だ!

と、自分に言い聞かせながら、息子を見守りたいと思います。

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