子どものお金の管理に「かぞくのおさいふ」を使ってみた【中学生&小学生】

夏休みは、中2娘も小6息子も、ふだんより遊びに出ることが多くなります。

受験生である小6息子は本当は遊んでる場合じゃないのですが、仕方ない

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そこで、困るのが子どものお金の管理

中学受験で塾通いしている子は、Suicaなどの交通系カードは持っていますよね。親は残額に気をつけて、コンビニでムダ使いしていないかたまにチェックするくらいだと思います。

しかし、中学生になって友だちと遊びに出かけるとなると、当然Suicaだけでは済みません。娘が中2になって行動範囲が広がったところで、現金での管理に限界が来ました。

というわけで、「かぞくのおさいふ」を導入して子どものキャッシュレスを実現した話です。

現金のここが困る① 準備するのが大変

私は基本的に在宅で仕事をしており、買い物も近所のスーパーに行くくらい。支払いはスマホでキャッシュレス決済なので、財布を持ち歩きません。

結果、財布にほとんど現金が入っていないのです。

それなのに、子どもが外出する前の晩になって「明日友だちとカラオケ行くから、3000円ちょーだい」などと言ってきたりします。なので、娘の遊びの予定も自分のスケジュールに載せていますが、急に決まることもあり、夜中・早朝にコンビニにお金をおろしに行ったりしていました。

現金を家に置いておくのもリスクがある

そういう事態に備えて、現金を家のどこかにプールしておけばいい、ってなりますよね。っていうか普通してますよね。ウチでも以前は、千円札の束(いうほど厚くない)を置いていました。

でも、それはそれで「子どもがお金を盗る」という事態を招くリスクがあります。

ウチの息子、私に預けた自分のお年玉をこっそりくすねて、ポケカを買っていたという前科を持っています。自分のお金だからいいと思ったのか?

しかも、私が預かったお金がない!と探し回っていたのを息子も見ていたのに、そのときは知らん顔していた、という悪質さ。深刻過ぎてリアルで周囲にも言えない、家庭内事件でした。

息子の素行が心配で通塾もやめた

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それ以来、ウチでは現金を財布以外にしまうことはしていません

現金のここが困る② 外出先で足りなくなる

子どもが外出先でお金が足りなくなって困ることもあります。

一度、娘がひとりで漫画喫茶に行ったとき、出るときになって微妙にお金が足りないことに気づいて電話してきたことがありました。数駅先の漫画喫茶まで、私がお金を払いに&迎えに行きました。

運賃後払いのバスで立ち往生したことも

遊びに出かける娘に5千円札を渡したら、バスの中から「Suicaの残高が足りなくて小銭もなくて、両替もチャージも千円札以外できなくて、運賃が払えない」と、パニックになってLINEしてきました。

そう、23区内と違って私たちの住む地域のバスは後払いなのです。

(バス内のチャージは千円札しかできないから、コンビニでSuicaにチャージしてからバスに乗れって、言ったはずなのに…)と思いつつ、

「バスの運転手さんに事情を話して、帰りに払ってもいいですかと聞いてみて」と返信しました。

運転手さんに話して、帰りのバスで行きの分も一緒に払うことができたようです。

現金のここが困る③ いつ何に使ったかが曖昧になる

子どもたちの定期的なお小遣いは、小学生3年生から学年×百円中学生は2千円で運用しています。お小遣い帳をつけて金銭感覚を身につけてほしいと思っています。(ちなみに息子は、上述の事件のペナルティでお小遣いナシ期間が当分続きます)

一方、友だちと遊びに行くときは別途、交通費と食費その他を渡しています。お小遣いじゃ足りないから。このお金もお小遣い帳につけて管理しなきゃいけないんですが、突発的に起こるし、「お小遣い帳どこ~?」となるし、紙での管理は煩わしい…!

お小遣い帳アプリを検討したこともあったけど、使い勝手があんまりよくなくて。

「子どももキャッシュレスにして、入出金履歴を見られればいいのに」と思い、まずは娘のiPhoneのApplePay(13歳以上になって使えるようになった)にクレジットカードを登録する方法を探しました。

三井住友VISAカード「かぞくのおさいふ」

「かぞくのおさいふ」は、6歳以上(小学生以上)が持てる三井住友VISAカードのプリペイドカード。クレジットカードと同じように使えて、ApplePayにも登録できます。

VISAには「VISAプリペ」という別ブランドのプリペイドカードもあって、限度額などカードとしての機能はほぼ同じ。

「かぞくのおさいふ」は、専用のアプリで子どものお金の管理や見守りができるところが特徴、だと思います。

アプリもカードデザインも可愛い! とりあえず、私と娘と息子のカードをつくりました。

かぞくのおさいふ|クレジットカードの三井住友VISAカード (smbc-card.com)

中学生、小学生、それぞれの使い方

「かぞくのおさいふ」のチャージ・送金は、スマホアプリを使っています。

まず、私のVISAカードから私のプリペイドカードへチャージして(VISAカードなら無料)、娘や息子のカードに送金

娘は前述のとおり、かぞくのおさいふのカードをApplePayに登録しているので、そこからモバイルSuicaにチャージして使っています。

息子はスマホを持っていないので、遊びに行くときはカードを持って行って、主にVISAタッチを使っています。(主にマクドナルドやイオン)

用途までチェックするなら、VISA決済が便利

VISAタッチなら、決済した瞬間にどこでいくら使ったが通知されます。クレカとして使ったときも同じだと思います。

一方、Suicaにチャージしちゃうとその先の決済状況は分からないんですよね。なので、本当は娘にもVISAを使ってほしいのですが、交通系IC決済の使い勝手がいいので仕方ない、というところです。

それでも、アプリでカードへの送金履歴、モバイルSuicaへのチャージ履歴が分かるので、現金よりは格段に管理しやすくなりました。

クレジットカードと同じなので、カード紛失などのリスクはそれなりにありますが、プリペイドの安心感があります。

これで、息子が中受を終えてスマホを持つようになっても大丈夫。娘が成人するまで(社会人になるまで?)は、この体制でいけそうです。

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