【中学受験】「父親の経済力、母親の狂気」本当のところ【ウチの場合】

11月は私の仕事が本当~に忙しかったのですが、12月は今のところそうでもありません。

ちなみに私はここしばらく、フリーランスと派遣の兼業で働いてきました。が、来年からは、派遣をやめてフリーランス1本化します。

揺れてたけど

なので、来年はもっと落ち着いてくるんですが、不安もあります。

収入も減るかもしれないから。

子供を2人中学受験させている家庭に、あるまじき不安定さ…!(末っ子のことも考えてるけどまだ小さいから保留)

二月の勝者、例の名言

「父親の経済力、母親の狂気」、二月の勝者に出てくる、黒木校長先生の名言ですね。「子どもの合格のために必要なもの」として出てくるフレーズです。

ジェンダー的なアレは置いておいて、中学受験に親の経済力が不可欠なことは間違いないと思います。あと、狂気ね… 狂気… 狂気ってなんだよ?

しかし、狂気と呼べる何かが自分に宿っていた(中二的な意味で)ときは、たしかにあった気がします。

というわけで今日のテーマは、中学受験における「経済力と狂気と私」になります。

中学受験における経済力=私の経済力

我が家には、中1娘、小5息子と年長の末っ子がいます。東京郊外で子供3人育てています。

私は娘の出産のときに正社員をやめていて、息子が生まれてからフリーランスで働き始めたのですが、かなりの零細っぷりでした。出産前後は働けないし。保育料で出ていくし。(当時は免除もなかった)

なので、基本的に生活は夫の収入で回し、習い事とか旅行とかプラスアルファの部分に私の収入をあてる、というのがウチの家計のあり方でした。今もこれが前提です。

娘の受験:経済力がないことで、狂気がアップ

娘が小3の冬、中学受験をするかしないか、とても悩みました。その理由の半分以上は「経済的に大丈夫か」というところ。そのころ私は定収はあったけどかなり低かったのです。

「半年は授業料半額」っていう特待資格をもらえたのに、それでも悩むほどでした。

経済力の欠如で子供にハンデを負わせた

そのせいで、入塾するのが3月になり、しかも、算国のみの2科目で始めてしまったのでした(特待制度も利用しなかった)

夫が自分の中学受験経験にもとづいて「小5からの入塾でもいける」と言っていたこともある。娘の成績優秀さを過信していたのもある。

結果、ハンデを負わせることになったと思います。第1志望残念に終わった理由のすべて、といっても過言ではない。何にも分かってなかったんだ… ごめんよ娘…

経済力の欠如で狂気が発動してしまう

その後、私が派遣社員になり、収入がアップ&安定しました。親の中受への理解も深まり、4年2学期からは4科に切り替え、年末にはオプションのYT講座にも入り。

しかし、まだまだ経済的に余裕というわけではなく、夏期合宿(当時は合宿だった)はスルー。

そして、定期的に「宿題やってなかった」が発覚する娘に、ガンギレしていました。「中学受験にいくらかかってると思うの」と。もちろん毎回言うわけじゃないですが、私の心にはいつもありました。

これが狂気

さらに当時は、塾からも「週1●時間」とか学習時間のノルマがあって、父母ともに娘を締めつけてしまっていたと思います。

サボる娘にガンギレする、あの感じが狂気なのだとしたら、狂気ってなくてもいいような気がする。

息子の受験:経済力がアップして狂気が消える

で、息子です。

娘小5、息子小3だった当時、コロナ禍において「息子も勉強させなきゃやばい」と考えるようになり、娘にハンデを負わせた反省もあって「中学受験するなら早いほうがいいね」と3年夏から塾通いを始めたのでした。

今では「早く始めても有利になるとも限らない」って思ってるけど

経済的な余裕が出てきた感じが伺えますね。

私の収入、コロナ禍以降、派遣の仕事が在宅になって時間に余裕が出て、そのうち副業も在宅でできるライター仕事が定期的に入るようになって、潤ってきたんですよね。

そして、ここだけの話、今年に入ってからは娘の進学先が国公立になったおかげで、肩の荷が一気に軽くなったんですよ。気持ち的に全然違う。娘には感謝しなければ… ありがとう。本当にありがとう。

説教にお金の話が出てこない

「現金」っていう慣用句、ズバリと言い当てすぎでしょ。

本当にもう我ながら現金なもので、娘のときにはいつも思っていた「お金かかってるのに」っていう気持ちが、全くなくなっているのですよ。

まあ正直、息子の場合は費用対効果を考えるとツライので考えないようにしている、っていうのもあります。息子、塾の授業を聞いてなかったりするし。モヤモヤしてたらキリがない。

少しは効果があるかも…と思いながら、集中特訓にもホイホイ行かせています。

娘のときと違い過ぎる…

狂気も出てこない

ブログでも何度か「息子の受験には、娘のときほど熱くなれない」と書いたと思います。

あの私の内に宿っていた何か、中二的な黒いやつが狂気だとしたら、もはや黒龍波も出せないし、ダークシャドウもどっかにいったよ。

二回目の受験だからか、トップ校目指してないからか、経済的に余裕があるからか。受験終了後の娘がアレだから?

「やれるだけやって、志望校のどれかに入れたらいいんじゃないですか?」って思っている節がある。

そして今ラインナップしてるどこかには入れるだろ、と半分以上思っている

夫は「親が期待をかけることは大事だ」って言うんですよね。

じゃ、私の分も夫が期待かけてやってくれよ。と言いたくなる。

期待をかけて、裏切られることが恐い、というのが私の本音なのかもしれないです。信じたいのに信じられないっていう?

この辺に起因していると思われる

だから息子のこと色々考えてはいるけど、下方修正にばっかり意識が向くんですよね。

外注すればいいんじゃないですか

結局、合格に必要な「狂気」って、「合格に向かわせるなんらかのパワー」ってことですよね。

もう私には無理なら、経済力にブーストかけて、外の力を借りるしかないんじゃないか…?

そして、じっと個別指導のチラシを見る。ちょうど、系列の早稲アカ個別進学館、冬期の短期受講のお知らせが来てるんですよね。

実は昨冬、小6だった娘の同塾の子で、冬期講習を自校舎でとらない子がチラホラいました。そして、全て終わった後、第1志望不合格者であふれかえる中で、その子たちが合格したのを見て「土壇場まで打ち手を講じた親の努力の賜物では」って思ったんですよね。

1月の5番勝負で下がり調子だった娘に、何かもっとできたんじゃないかと。

このとき。思い出すのツライ

でもその時は、個別指導に行かせてみるなんて発想もできなかった。行ったこともなかったし。

塾一本と思い込まないで、今のうちに色々見ておくほうがいいんじゃないか?

もしかして… コレが狂気…?

あれ、私、十分に狂気じみてる?

いっとくか!?

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