お久しぶりです。
昨年末からやたら忙しいのですが、それもこれも娘の高校受験&新入学、息子と末っ子の進級のせいだと思ってました。でも、進学進級イベントが落ち着いた今も、全然、回ってない。仕事量が増えて、恒常的にフル稼働状態なのが原因っぽい。
それなのに、息子のやつの成績ががえらいことになっていてですね… まあ、それは一旦、置いといて。
現実逃避のために、最近はまっている漫画「スキップとローファー」の、ストーリーはとりあえず抜きにして、「主人公とその友だちが住んでいる場所」を考察していきたいと思います。
そこはどこなんだ!?が止まらない
私は、生まれ変わったら乗り鉄になる。っていうくらいには路線図が好きで、実在の駅名が出てくる漫画は、舞台がどの辺なのかうっすら特定しながら読みます。
作品はあくまで創作で、モデルとして出してるだけだと分かっていても、駅名が出たら考えずにはいられません。来世乗り鉄の宿命です。
で、めちゃくちゃ考察してみたけど。リアルで話せないので、ここでまとめてみます。もちろん、独断と偏見によるものです。粘着質で気持ち悪いかもしれませんよ。
ネタバレはほとんどないけど、少しはあります。あとアニメも観てるので参考にしてます(邪道かもしれないけど、参考にせずにはいられない)。
ざっくりの作品紹介
主人公は、岩倉美津未(みつみ)。石川県出身。T大進学を目指して上京、叔父(だけど叔母)のナオちゃんのマンションに下宿してつばめ西高校に通っている。入学当日、登校中に迷っているところで同級生のかっこいい男の子、志摩くんと出会う。
というストーリーです。
みつみ、志摩くん、みつみの親友であるミカ、ゆづき、まこと、志摩くんの同中の友人である迎井の最寄り駅・路線を考察してみましょう。(このグループには山田もいるけど、全くヒントがないので考察なし)
作中に出てくる駅名
つばめ西高校の最寄り駅は架空の名称になっており、吉祥寺は駅の風景から推定できるだけで名称は出てきません。主な舞台になる学校の周辺は、伏せたほうが生々しくなくていいよね。
つばめ西高校があるのは、京王井の頭線「久我山(宮前山)」
みつみが「T大に20人とか受かる高校があるげんて」と憧れて入学したのは、東京随一の公立進学校、つばめ西高校。都立西高校がモデルになっていることは、作者のインタビューなどで明らかになっています。
都立ナンバーワンの日比谷は、都会すぎるしトップ校すぎるしね。環境も校風も、作品の雰囲気にめちゃくちゃマッチしてる西高、存在してくれてありがとうという気持ちです(どこ目線)。
作中では「宮前山」となっていますが、久我山にあります。
ナオちゃんがみつみを見送っているのは「新宿」?
第1話、私の乗り鉄魂を呼び起こした問題のシーン。

ナオちゃんがみつみに「3番目の駅で乗り換えだからね」と言って、見送っている。最初にこれを漫画で見たとき、私は地下鉄か私鉄の駅の改札だと思いました。つばめ西が久我山にあることは知ってたので、丸の内線で荻窪乗り換えかな?とか。(よく見たら柱に東京メト〇って貼ってあるし)
しかし、みつみは快速急行に乗ってしまいます。

快速あるなら、都営新宿線直通京王線で明大前で井の頭線に乗り換えかな? 明大前も快速止まるけど。「3番目」にとらわれてその先まで行っちゃたのかな…でも、その後は吉祥寺経由で通学してるっぽいんだよな… そうなると小田急でもないしな…
と、悩んでいました。
しかし、アニメを見ると、ナオちゃんお見送りシーンの背景は「〇宿駅」(〇は柱で見えない)という緑の看板になってました。改札も東日本カラー。
それなら「3番目の駅」とは、JR中央線快速で3つ目、中野、荻窪… 吉祥寺ということ。しかし、みつみは特別快速に乗ってしまい、三鷹まで(もしかして国分寺まで?)行ってしまったということか。そして、えげつない中央線上りのラッシュでもみくちゃにされて人酔いした、と。
アニメの電車の絵は白っぽくてラインが入ってて、京王線っぽいですけどね。吉祥寺の描写を重視して、今はシンプルに中央線に乗ったんだと思ってます。
みつみと志摩くんが出会う「吉祥寺」(推定)
背景から推察すると、志摩くんがみつみを見つけたのは中央線吉祥寺駅の構内です。そこから京王井の頭線に乗り換えて久我山。漫画は結構ニュートラルに描いてますが、アニメはかなりリアルに再現してます。
吉祥寺から久我山は快速で1駅だから、「入学式(新入生挨拶)に遅刻するかと思ったけど、間に合った」というのも十分に納得できる。
その後、クラスの友だちと行くカラオケ、スタバ、ドラッグストア、多分ボウリングも、吉祥寺なんだろうなと推察されます。
映画&志摩くん幼馴染のたまり場?「渋谷」
初めてみんなで映画に行くときの待ち合わせ場所が、渋谷ハチ公前。映画の後、ロフトも行くし。
みつみちゃんが、みんなと歩いた渋谷を「きっとこの場所が好きになります」というシーンとか、最高の描かれ方をしていて、正直、渋谷に嫉妬します。
でもその後は、志摩くんが幼馴染に呼び出されたりするくらいで、あんまり出てこない。普段みんなが買い物したりするのは、吉祥寺か新宿なのかな?という感じです。
みつみの故郷へ出発!「上野」「東京」
問題のシーン、パート2。
北陸新幹線で富山県新高岡に向かうグループ一行(新高岡からレンタカー)。ゆづきとまことは東京駅から。みつみ、ミカちゃん、志摩くん、迎井は上野駅からの乗車でした。
ここまでで、志摩くんの家は中央線の中野あたりかなと想像していましたが、中央線のセンが消えました。中央線民が上野から新幹線に乗るなんて、どう考えてもあり得ないので。
なんとなく脳内でつくり上げていたキャラの住所地図が、白紙に戻された瞬間でした(大げさ)。
みつみ父も昔住んでた「下北沢」
10巻では、みつみの実家で、みつみ父がゆづきに「私も新卒のころ住んでた」と下北沢周辺の話を振っている様子が描かれます。
ゆづき、それからまことは、井の頭線渋谷寄りの駅か、またはその辺から乗り換えだろうと思っていたので「なるほど?(方眉上げ)」でした。
主要キャラの住む最寄り駅
ということで、勝手に特定していきます。
みつみちゃんの家は…
山手線の西北。大塚、巣鴨、駒込あたりではないだろうか。
朝、みつみとナオちゃんが一緒に電車(アニメを見る限りでは地下鉄じゃない)に乗ってる描写もある。そして、新宿で乗り換え。
新宿駅は確かにハブだけど、私鉄から新宿でJR中央線下りに乗り換えるケースはあまり多くはない。特に今回は、目的地が中央線沿線じゃない久我山なので、京王線も小田急線も西側からアクセスしたほうが便利。西武新宿線は新宿駅につながってないし。地下鉄だったとしても、もっと手前か先で乗り換えるし。東武東上線や西武池袋線直通の副都心線のセンもなくはないけど、新宿三丁目から新宿の乗り換えを選ぶかな?(早口)
そして新幹線は上野から。というわけで、山手線、しかも北部しかない(断)。入学当日に改札の外にいたのが気になるけど… モーニングでもしてたのでしょう!
ゆづちゃんとまこっちゃんの家は…
小田急線沿線。ゆづは世田谷代田(下北も徒歩圏内)で、まこっちゃんは千歳船橋とか。
まことは初登場回で吉祥寺(推定)のスタバに行った後、みつみと違う路線、つまり井の頭線で帰っています。ゆづきとまことが、吉祥寺(推定)から京王井の頭線で帰る描写もありました。タイプは違うのになぜか気が合う上に、家が同じ方向で、急激に仲良くなる2人(尊)。
北陸新幹線乗ったときは、千代田線直通で二重橋から東京駅に行ったんだろう。そうに決まってる。
ミカちゃんの家は…
登下校の描写が少ないミカちゃんですが。ずばり、吉祥寺からバス! 大泉学園とか。
クラスの集まり(吉祥寺と断定)の帰り道、中央線上りに乗るみつみ&志摩くんと一緒にならない。ゆづ&まこと帰らないから井の頭線でもなく、新幹線は上野からだから中央線の下りでもない。というか上野から新幹線に乗るのは、西武新宿線以北、いや西武新宿線なら中央線に出て東京から乗るからやっぱ西武池袋線だ。
というわけで、西高では「ネリッシュ」と呼ばれるという練馬区の民でしょう(断)。
【難関】志摩くん&迎井の家は…
さあ、最後。志摩くんの家を特定しましょう。最難関です(そして長文)。
1%のひらめきを添えて
迎井は都営大江戸線落合南長崎。志摩くんは、山手線目白駅!
2人は同中だけど、このくらい家が離れてるのはありでしょう(23区内の中学は越境もあるし)。新宿区と豊島区の境目あたりだけど、まあ新宿区でしょう。
主な根拠は6巻。勉強会帰りのみつみと志摩くん、迎井とミカちゃんで同じホームにいて、それぞれ反対方面の電車に乗る描写があったから。
初回は渋谷で集まったけどさ。たしかに渋谷駅、山手線の外回りと内回りが同一ホームになったけどさ。
みつみは家に直帰してるから外回りだとして、迎井とミカちゃんが渋谷から内回り? 渋谷以南に家あるなら上野から新幹線に乗らないし、迎井は志摩くんと同中で家近いはずだし、2人とも用事があるとしてもどこへ?だし(そっちには何もないぞ!)。
6巻のあれは、新宿駅。山手線外回りと総武線下りが向かい合う15・16番ホームだ! 絶対(断)。
で、迎井は東中野で大江戸線に乗り換えるんですわ。え?大江戸線なら新宿も通ってるって?深いし遅いし、運賃もJRより高いし。学校行くので慣れてる総武線ルート使ったんでしょ。
ミカちゃんは、大泉学園なら池袋から帰ればよさそうだけど、バスのほうが便利なところなのかも。定期もあるし。なんなら西荻窪からもバスで帰れるんじゃない? 西荻で家族で食事かもしれないね。うん、きっとそう。
ちなみに、迎井と志摩くんは同じ塾の夏期講習に通っていましたが、あれは新宿ですね。河合塾だな(断)。
納得して、心静かに読もう
ここまで読んでいただいた方、ありがとうございます。心よりお礼を申し上げます。
こうやって書いてみたのも、ごちゃごちゃ考えるのを止めたいからなので。
この結論を胸に刻んで納得しつつ、今後は心静かに読みたいと思います。たのむ、新事実出ないでくれ!