【中学受験】説明会で実感した女子学院中学の魅力【志望校選び】

小6娘の中学受験は、ついに今週終わります。というか明日、2月1日です。

それで思ったんですが。

2月1日、第一志望校の女子学院中学。もし不合格になったら、JGの魅力を語るどころじゃないよな…と思い。

秋の説明会に行った後に書きかけていた「JGの魅力」について記事にしておきたいと思います。

なぜ、JGが志望校になったのか

私は東京の女子高出身ですから。御三家の校風の違いはいつのまにか、把握していました。だから娘小3の秋に全国統一模試の結果が割と良くて、早稲アカの先生に「御三家狙えます」と言われたとき、「JGいけますか」と思わず即答しました。

御三家の校風の違いをあらわす有名なたとえ話が、「空き缶が落ちていたら」ですね。

雙葉の子は拾ってゴミ箱に捨てる、桜蔭の子は本を読んでて気づかない、JGの子は缶蹴りを始める

ってやつです。

私だったら雙葉か桜蔭のほうが合いそうですけど…

元気なJG生、いいな~と思ってました。娘は物怖じしない性格で、何事も要領よくやれるタイプなので、快活なJG生になれるだろうな(受かりさえすれば)と思ってたんです。

後で塾の先生に共学もけっこう勧められましたが、「女子だけで何でもやる」という女子校に娘自身が憧れていたので、はじめから女子校志望でした。(まあ、もちろん、親(私)が誘導してますが)

11月の説明会のここがよかった

JGには小6の7月に校舎見学会、11月に学校説明会に行っただけです。文化祭は小4のときは台風や運動会がぶつかって行かず。小5、小6とコロナで外部非公開となり、動画視聴のみでした。

11月の説明会は、去年は小5以下には動画配信されていたのですが私は視聴するのを忘れてしまい、今回がはじめての参加でした(本命校なのに)。

というか、ここまでNN通ってJGに向けてゴリゴリ勉強させてきておいて、小6秋の説明会で「思ってたのと違う」ってなったらどうするつもりだったんだろう。でも大丈夫、とても感動しました。心が震えました。

どんなところがよかったのか、まとめてみます。

2時間という時間設定に、ぶれない軸がある

今どきの学校説明会は、普通、1時間から1時間半です。2時間という設定はめったにない。そこに「コロナ禍の昨今、1時間位が関の山かな…」という、忖度が見えます。

でもJGの説明会は例年通り2時間の設定でした。「伝えたいことを全部伝えるのに、2時間かかる」という強い意志を感じました。

礼拝から始まる。キリスト教は「強制はしないが理解は求める」

説明資料に「礼拝のしおり」が入っていて、説明会開始の時間になると「お立ちください」という声とともに礼拝が始まりました。校長先生が聖書の一説「種を蒔く人のたとえ」について、説教してくださいました。(道に落ちた種は…茨に落ちた種は…というやつ)

実は私、家がクリスチャンで、子どものころは教会に通っていました。カトリックなので、プロテスタントとはちょっと違うのですが。基本的には同じなのでとても懐かしかったです。

ウチはどちらかというと志望校選びでは「宗教があるほうがよい」と思ってます。聖書でも仏教でも儒教でもいいから、10代のうちにきちんと学んでおくべき、と。人生のバックボーンになるから。(自分にはない)

毎日礼拝をして6年間聖書の時間があるJGで、ぜひ学んでほしいです。

自分の担当の範疇でお話してくれる先生方

礼拝の後は、まず各担当の先生方からお話がありました。

  • 生徒活動、学校行事について (教頭)
  • カリキュラム、入学試験について (教務主事)
  • 中学担当から (英語科教諭、数学家教諭)

学校説明会では、例えば主任の先生が、学校の教育方針から生徒の様子までを全部お話するというパターンが多いと思います。

しかしJGでは、「各担当の先生が自分の知っていることだけを話す」という感じがとてもよかったです。特に中学担当の先生方が、授業の進め方や方針、生徒の様子や提出物など(もちろん顔や名前は伏せてある)を、写真を交えながら説明されるのを聞いて、「こういうことが知りたかったんだよなあ…」としみじみ思いました。

オールイングリッシュの英語の授業とか、プレゼンテーションとか、発明コンテストとか、そういうのも驚き心惹かれるわけですが。

普段の授業」を前面に出しているところが逆に珍しく、はっきり言って感動しました。

余談ですが、7月の校舎見学会のときには、特別棟の家庭科室とか生物室とかで、生徒の作品やレポートが展示されているのを見学するのがメインだったのですが。

特別教室の入り口に「この教科担当の先生なんだろうな」という雰囲気の先生が立たれて、「さあどうぞ、見て行ってください」「あ、第2教室の展示は少し違っているのでこちらもぜひ(第1教室見終えた人に)」と、とても嬉し気に案内しておられたのが印象的でした。

自分の教科が大好きだし、自慢の生徒たちです!という雰囲気が抑えきれない感じ。よかったです。

事務長のお話にプロフェッショナリズムを感じる

そして、最後は事務長さんから「設備・防災・入学時の費用等について」

これもよその学校説明会ではないプログラムでした。

「大地震発生時は、本校は帰宅抑制地域になっています。そこで各教室に全員が3日分宿泊できる物資を格納しております。毛布は~に…」と、災害時の対応を事務長さんがはっきりと説明してくださいます。

普段の防犯対策とか。「大事なお嬢さんをお預かりする準備はできています」というメッセージ(実際には言ってないと思うけど)が、しっかり伝わってきました。

子どもを通わせる親として、こういうことを気にしておかないといけないんだな」と逆に気づかされました。

思い出しても感動です。

あと、早稲アカOGの現役JG生

それと、6年生になる前から、たまに塾に早稲アカのOGが来ることがあり、JGの子も来るそうです。漫画版「二月の勝者」のまるみちゃんエピソードそのまんまです。「めっちゃテンション高くて面白い」と娘が言ってました。

NNJGには、さらに頻繁にJG生が来ていたそうです。娘が先生に聞いたところでは「勝手に来る」そうです。

11月の最後のNN入試「女子学院入試本番体験講座」では面接もあるのですが、面接の待ち時間に早稲アカOGのJG生たちが、Q&Aコーナーを設けてくれてたそうです。想定質問が用意されてたりと段取りがしっかりしてて、話す内容もすごく面白かったらしいです。あまりにも面白くて、娘は、面接の時間がずれている友達とメモを交換し合ったとか。

学校帰りに寄り道できる

これは最後に持ってきていますが… 校則がほぼない、自由なJG。校則がないというより「あなたたちには聖書があります」ということなんだけど。

娘が他に受験する女子校は軒並み「寄り道禁止」なのに対して、JG生は「市ヶ谷のスタバは歴史が古いだけあって~雰囲気もすごくよくて~」てな感じだったそうです。

ちなみに2月1日の入試後は、パンケーキ食べて帰ります。

はあああああ。(口から洩れてくる~)

広告
最新情報をチェックしよう!